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双極性障害 に関するコラム

気分変調症

気分変調症

気分変調症の原因 1 生物学的要因 気分変調症の発症には、生物学的な要因が関与しています。その要因について詳しく解説します。 この障害の生物学的基盤は複雑で、遺伝的、神経化学的、神経解剖学的が関与しています。

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自己愛性パーソナリティ障害

自己愛性パーソナリティ障害

自己愛性パーソナリティ障害とは 自己愛性パーソナリティ障害(Narcissistic Personality Disorder: NPD)は、誇大的な自己像、他者からの賞賛への渇望、共感性の欠如を特徴とする、パーソナリティ障害の一つです。DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル第5版)では、パーソナリティ障害のクラスターBに分類されています。

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妊娠中の精神疾患

妊娠中の精神疾患

1.妊娠中に発症しやすい精神障害とは 女性にとって妊娠・出産とは、人生において大きなイベントです。妊娠が分かると本人やパートナー、ご両親やご家族みんなが喜び、祝福されるという幸せを感じることが多いでしょう。 しかし、その嬉しさや幸せを感じる一方で、妊娠中は精神障害を発症しやすい時期であるとも言えます。これまで、過去に精神障害を患っていて症状が落ち着いている人や、精神的な落ち込みを経験したことがある人といった、精神障害の経験や辛い思いをしてきたような過去がない人でも、妊娠中~出産後は精神障害にかかりやすいのです。

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ブレインフォグ

ブレインフォグ

ブレインフォグについて解説

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睡眠障害

睡眠障害

睡眠障害について解説 睡眠障害は、十分な質の睡眠を得られない状態を指します。一般的な睡眠障害には、不眠症、睡眠時無呼吸症候群、過眠症、不規則な睡眠パターンなどがあります。睡眠障害は身体的・精神的な健康に悪影響を及ぼし、日常生活やパフォーマンスにも影響を与えます。原因は多岐にわたり、ストレス、不規則な生活習慣、心理的な要因などが関与することがあります。診断と治療は専門医の指導を必要とします。

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ルラシドン(ラツーダ®)について

ルラシドン(ラツーダ®)について

ルラシドン(商品名:ラツーダ)とは  ルラシドンは「ラツーダ」という商品名で販売されているお薬で、双極性障害(躁うつ病)や統合失調症の治療に用いられています。日本の住友ファーマ株式会社が新規に見出したお薬で海外では2010年より、日本においては2020年から販売されています。

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リスペリドン(リスパダール®)について

リスペリドン(リスパダール®)について

リスペリドン(商品名:リスパダール)とは  リスペリドンは双極性障害(躁うつ病)や、幻覚や意欲低下などの症状が発現する統合失調症の治療に用いられるお薬で、「リスパダール」という商品名で販売されています。ジェネリック医薬品も多く販売されており、その場合は名前にリスペリドンとつきます。

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ラモトリギン(ラミクタール®)について

ラモトリギン(ラミクタール®)について

ラモトリギン(商品名:ラミクタール)とは  ラモトリギンは、双極性障害(躁うつ病)やてんかんに対して使用されるお薬で、「ラミクタール」という商品名で販売されています。ジェネリック医薬品も販売されておりその場合は名前にラモトリギンとつきます。

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バルプロ酸(デパケン®・デパケンR®)について

バルプロ酸(デパケン®・デパケンR®)について

バルプロ酸(商品名:デパケン・デパケンR)とは  バルプロ酸は、「デパケン」あるいは「デパケンR」という商品名で販売されているお薬で、躁(そう)状態、てんかん、片頭痛に対して使用されます。躁状態、てんかん、片頭痛、これら3つの症状はそれぞれ全く異なりますが、原因は脳の一部もしくは全体が異常興奮を起こす事によります。 躁状態は気分が高揚し、注意があらゆるところに向けられ、誰にでも話しかけたり危険を顧みない行動をとります。躁状態は、躁病や双極性障害(躁うつ病)においてみられる代表的な症状です。

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カルバマゼピン(テグレトール®)について

カルバマゼピン(テグレトール®)について

カルバマゼピン(商品名:テグレトール)とは  カルバマゼピンは「テグレトール」という商品名で販売されているお薬で、双極性障害(躁(そう)うつ病)における躁状態やてんかん、三叉神経痛などに対して使用されます。これらの症状はそれぞれ全く異なりますが、原因は脳の一部もしくは全体が異常に興奮することによります。脳内の興奮部位によって、てんかん症状(けいれんや意識障害)、極端な気分高揚など(躁状態)、顔面の痛み(三叉神経痛)が生じます。

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ルラシドン(ラツーダ®)について

ルラシドン(ラツーダ®)について

ルラシドン(商品名:ラツーダ)とは  ルラシドンは「ラツーダ」という商品名で販売されているお薬で、双極性障害(躁うつ病)や統合失調症の治療に用いられています。日本の住友ファーマ株式会社が新規に見出したお薬で海外では2010年より、日本においては2020年から販売されています。

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オランザピン(ジプレキサ®)について

オランザピン(ジプレキサ®)について

オランザピン(商品名:ジプレキサ)とは  オランザピンは双極性障害(躁うつ病)や統合失調症に主に使用されるお薬で、「ジプレキサ」という商品名で販売されています。ジェネリック医薬品も多く販売されており、その場合は名前に「オランザピン」とつきます。  オランザピンは1996年にアメリカで開発されたお薬で比較的新しいお薬です。日本では2000年から販売されており、現在では90か国以上で使用されています。

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発達障害

発達障害

発達障害について解説 発達障害は、幼少期から始まる神経発達の障害による状態で、社会的コミュニケーションや行動パターンの困難が見られます。自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などがあります。原因は複雑で遺伝や環境などが影響します。早期の支援と適切な教育が重要となります。

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ADHDとASDの合併

ADHDとASDの合併

ADHDとASDとはADHD(注意欠陥多動性障害)ADHDは、注意欠陥多動性障害といわれる発達障害です。注意関心が散漫だったり、身体の多動が見られたりという症状です。具体的には、「不注意型」と「多動・衝動型」の2つに分けられます。

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EMDR(眼球運動による脱感作・再処理法)

EMDR(眼球運動による脱感作・再処理法)

EMDR (眼球運動による脱感作・再処理法) EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理)は、最近マスコミなどでも取り上げられることの多くなったPTSD (Post Traumatic Stress Disorder:外傷後ストレス障害)に対して最も効果的 と言われて、大変注目されている治療方法です。

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[抗うつ剤・抗不安薬]同時処方のうつ症例

[抗うつ剤・抗不安薬]同時処方のうつ症例

多種類の抗不安薬が重なり、症状が悪化した患者さん(20代女性・会社員)Iさんは、不動産会社で秘書をしている。 以前より不安症状がひどく、不眠が続き、リストカット、食べ吐きが止まらない。 また些細なことで怒って暴言を吐いたり、ときには同僚を殴って警察沙汰になったこともある。 飲酒量も増え、毎日かなりの量のアルコールを寝る前に飲んでいた。 気分の落ち込みが激しくなり、現在は会社を休職している。

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躁うつ病 (双極性障害)

躁うつ病 (双極性障害)

躁うつ病 (双極性障害)について解説 

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知っておきたい薬剤知識

知っておきたい薬剤知識

ひとつの症状に最初から複数の同系統の薬を処方するのは危険! 2009年3月に放送された『NHKスペシャルうつ病治療常識が変わる』で、野村総一郎先生は次のように指摘しました。「『薬を増やせば症状を抑えられる』という誤った認識が、現場の医師の多くにある」。 つまり、初診の段階から数種類以上の薬を出していては、どの薬が効いていて、どの薬が副作用を生じているのかわからないということです。

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クエチアピン(セロクエル®、ビプレッソ®)について

クエチアピン(セロクエル®、ビプレッソ®)について

クエチアピン(商品名:セロクエル、ビプレッソ)とは  クエチアピンはアメリカの製薬会社アストラゼネカで合成、開発された非定型抗精神病薬(MARTA)といわれるタイプのお薬です。

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リチウム(リーマス®)について

リチウム(リーマス®)について

リチウム(商品名:リーマス)とは  炭酸リチウムは躁(そう)病・躁状態治療薬で、精神神経用剤というグループに属し、「リーマス」という商品名で販売されています。躁状態とは、極端に気分が高揚し、開放的になり行動力が高まる状態のことを言います。  炭酸リチウムは、1949年、オーストラリアのジョン・ケード(J.F.J.Cade)によって抗操作用が発見されて以来、各国で臨床研究が行われ、現在では様々な国で躁病・躁状態の治療薬として使用されています。

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